Radiko専用のハードウェア"Radiko-Box"を製作しました。
特徴
簡単なボタン操作でいつものラジオ局やお気に入りの番組が聞ける
スマホのRadikoアプリでラジオを聞くには、何ステップかの操作が必要です。
例えばタイムフリーでお気に入りの番組を聞くためには以下の操作が必要です。
- radiko起動
- マイリストを選択
- マイリストからお気に入りの番組を選択
- 放送回を選択
- 再生ボタンを押して再生開始
リストに複数の選択肢が表示されると、目的の選択肢を探して選ぶというのは、毎回のことになると結構面倒だと感じます。
Radiko-Boxではボタンを1回押すだけで、最新のお気に入り番組の再生が始まります。
暗闇や視覚障害があっても操作可能
寝る前にラジオを聴くのに最適です。寝る前にスマホやPCの画面を見ると、質の高い眠りが得られないと言われています。Radiko-Boxはすべて物理ボタンの操作でRadikoを聴くことができます。
視覚に障害があっても操作可能です。
Playモードで再生位置の正確なコントロールが可能
Radikoアプリで早送り等の再生位置変更を行おうとすると、スライダーの微妙な操作が必要で、狙った位置の頭出しが困難です。Radiko-Boxは十字ボタンの右/左を押すことでそれぞれ進む/戻るを正確に操作できます。短押しで1分、長押しで10分、進む/戻るが可能です。
機能
下記の機能があります
・WiFiインターネット経由ででRadikoを受信。ヘッドホンで聞く。
・ラジコプレミアムに対応。有料会員登録すれば日本全国のラジオ局が受信可能。
・タイムフリーに対応。過去に放送されたお気に入り番組を聴取。
・モード切替時音声ガイダンス
下記の機能はありません
・プリセット局設定UI 設定ファイルを直接編集します。
・お気に入り番組設定UI 設定ファイルを直接編集します。
・プレミアム会員登録情報設定 pythonソースコードを直接編集します。
・ボタン名表示 最初は考えていましたが
暗闇で操作する前提では必要ないのでやめました。
各ボタンの機能
上部3つのボタン
右 赤ボタン:電源、ポーズ/再開
中央:モード切替
Liveモード:プリセット局の放送を受信
Playモード:設定番組の過去放送分を再生する(タイムフリー)
左:Playモードで1つ前のプログラムを選択
下部十字ボタン
↑↓ 音量調整
←→ Liveモード時 プリセット局を選局
Playモード時 再生位置進む/戻る 短押しで1分 長押しで10分進む/戻る
ハードウェア構成
Raspberry Pi Zero W x 1
タクトスイッチ x 7
ヘッドフォンジャック ステレオミニプラグ x1
参考サイト
下記のサイトを参考にさせていただきました。