吉田サウンドラボラトリー

音(サウンド)を扱う電子デバイスの工作をしています。

YMF825トーンエディタ

秋月電子で購入したヤマハ製YMF825使用FM音源LSIモジュール(写真上部)のトーンエディタを製作しました。

メイン画面(PC)

 

            上:YMF825ボード   下:Raspberry Pi Zero W

 

 

機能概要

Raspberry Piに接続したFM音源YMF825ボードの音色パラメータをGUIで編集する。
編集した音色でテスト音発音
音色定義ファイルから音色名を指定して読み込み
音色に名前を付けて保存

構造

python


GUIで各パラメータを編集します。49バイトのシステムエクスクルーシブメッセージMIDIデータを作成し、ソケット通信によりC言語側へ送信します。また、テスト音を再生するためのMIDIメッセージを送信します。

 

C言語

ソケット通信によりMIDIデータを受け取り、YMF825へ送ります。MIDIデータの受け渡しはYMAHA提供サンプルのFmdriver_sendMidi関数をそのままコールしています。
python側とC言語側はソケット通信を行っているため、以下のいずれの方法でも使用可能です。

・PCからネットワーク経由で動作させる
Raspberry Piにモニター、キーボード、マウスを接続して単体で動作させる

 

オリジナル音作成

FM音源の原理を勉強しながら作成を始めました。

手始めに正弦波を作成し、そこから少し手を加えた2音を掲載します。

下記ソースコードの'rec_sample'フォルダに収録。

 

ソースコード

github.com